平 美都江(たいら みとえ)
1956年 | 東京都大田区生まれ。 |
1977年 | 日本女子大学理学科を、父・昭七の看病のため中退し、父が設立した平鍛造株式会社に入社。 |
1986年 | 工場のオペレーターや営業職を経て、専務取締役就任。 |
父の天才的な技術で製造される超大型鍛造リングにより、他の追随を許さない企業として急成長を遂げる。その後、リーマン·ショックによる景気悪化などにより受注量が激減。型破りな父による強引な客先交渉が裏目に出て、2009年に廃業する事態に。
会社存続の危機に追い込まれる中、代表取締役社長に就任し、営業を再開。一度離れた顧客の信頼回復に努めつつ、数々の経営の合理化を進め、数年で業績を回復させる。2018年、大手上場会社へ株式を90%譲渡するが、2021年6月まで代表を務める。その後、株式会社インプルーブメンツを設立し、代表取締役に就任。
現在、書籍執筆、講演会講師、改善コンサルタントとして活躍している。
著書に『なぜ、おばちゃん社長は価値ゼロの会社を100億円で売却できたのか−父が廃業した会社を引き継ぎ、受注ゼロからの奇跡の大逆転』(ダイヤモンド社)など。